朝湯・朝飯・朝観光!みなとみらいエクストリーム出社!

出社前の早朝にトコトン遊ぶ「エクストリーム出社」。

へも紀行では、高尾山に登ってからの出社をレポートした。

楽しそうという反応の一方で、過酷すぎて真似できないという声もいただいた。そこで、今回はだれにでもできるエクストリーム出社をご紹介する。

初心者向け・みなとみらいエクストリーム出社ルート

初心者向け・みなとみらいエクストリーム出社ルート

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ふりかえってみる

丑三つ時も山登り

丑三つ時も山登り

結果、疲れ果てた

結果、疲れ果てた

以前に特集した「登山して出社!これがエクストリーム出社だ!!」では、出社前日に終電で高尾山へ行き、夜通し登山、山頂で日の出を拝んでから出社した。正直、ヘトヘトになった。いま一度エクストリーム出社の意義を振り返ってみる。エクストリーム出社は、土日を待たずに、たとえば週の真ん中に小さな早朝旅行をすることでバーチャル休日を作りだし、生活をリフレッシュすることを目的としている。となると、山登りで疲れ果てて仕事に支障をきたしては、元も子もないのだ。つまり、高尾山からのエクストリーム出社は、登山後もバリバリ仕事ができるような変態的な体力の持ち主にしか真似できないものだった。

初心者向けエクストリーム出社プラン

みなとみらいは初心者におすすめ

みなとみらいは初心者におすすめ

歩きまわるだけでも楽しい

歩きまわるだけでも楽しい

そこで今回は、だれでも手軽にエクストリーム出社を実践することができ、効果を体感してもらえるような、初心者向けのプランを紹介することにする。舞台は横浜市の桜木町周辺。朝5時半から3時間ほどの小さな旅だ。

とはいっても、エリアを桜木町に絞っているので、プラン通りにできるのは関東の読者に限られるだろう。また、出社の時刻も会社により様々なので、まったく同じにできる人はさらに少ないと思われる。なので、このプランはあくまで参考として、みなさんの出社エリア周辺に置き換えた、オリジナルエクストリーム出社プランを考えるための材料にしてもらえるとうれしい。それでは、次項よりプランを紹介していく。

5:30 関内駅

ブルーラインの関内駅出口

ブルーラインの関内駅出口

オクトーバーフェスやってた(昼)

オクトーバーフェスやってた(昼)

スタートは、朝の5時半に関内駅だ。この時点で大半の人が無理なのではと思う。

写真をご覧になって、お気づきの方もいるかもしれない。「午前5時半なのに、まるで昼のように明るい――」そう、寝過ごしてしまったのだ、ぼくが。本来なら平日の朝5時半からスタートしたかったのだが、スケジュールの関係上、実施日を祝日にせざるを得なくなってしまい、おまけに寝過ごして、昼になってしまったのだ。なので、申し訳ないが、今回は写真が昼になっている。朝はもっと暗くて人がいないということを、みなさんの想像で補って、ご覧いただければと思う。

5:45 大さん橋

大さん橋に入る前のところ

大さん橋に入る前のところ

横浜港から船を見たりする

横浜港から船を見たりする

エクストリーム出社の醍醐味といえば、日の出だ。関内駅から15分ほど歩くと、大さん橋(おおさんばし)に着く。1894年に完成した鉄桟橋を前身とする、巨大な港湾施設だ。ここからの日の出は、横浜のシンボルであるベイブリッジ越しに昇る。早朝の海をオレンジ色に染め、昇るにつれ青い海をキラキラと輝かせる、まさに絶景だ。「寝過ごして見ていないくせに……」とお思いかもしれないが、エクストリーム出社をした人の写真を見ると、まさにそのようになっている。日の出の時刻には注意が必要。事前に日の出の時刻をチェックしていくことをおすすめする。ちなみに10月末だと6時が日の出だが、初日の出は7時頃になる。

7:00 馬さんの店 龍仙

中華街だ。朝はきっとガラガラ

中華街だ。朝はきっとガラガラ

龍仙。お昼どきだから人が多い

龍仙。お昼どきだから人が多い

大さん橋で日の出を拝んで清々しいスタートを切ったら、横浜中華街へ向かう。関内方面に少し戻ることになるが15分ほど歩くと中華街に入る。いつも観光客であふれている中華街が、早朝はほぼ無人。7時からやっている中華料理店「馬さんの店 龍仙」を目指そう。ここで朝粥を食べるのだ。定番は海老や帆立の入った龍仙粥(735円)。

店を出たら、横浜のコミュニティサイクル「baybike」というレンタル自転車を活用するといい。7時から利用可能で、みなとみらいエリアの各所にbaybikeの駐輪場(ポート)が点在している。ポートに自転車があれば借りて、返却はどこのポートでもいいので目的地近くで返そう(有料)。利用には事前登録が必要なので忘れないように。

8:00 横浜みなとみらい 万葉の湯

万葉の湯

万葉の湯

赤レンガ倉庫を眺めながら歩く

赤レンガ倉庫を眺めながら歩く

朝粥をどれくらいの早さで食べるか(猫舌かどうか)、レンタル自転車を使うかどうかで、出社までの残り時間が変わってくるが、時間に余裕があればぜひ行っておきたいのが、みなとみらいが誇る温泉施設、万葉の湯だ。通常の利用料金は大人(中学生以上)2,620円のところ、朝6時から9時の間なら朝風呂料金で1,500円で入れてしまうのだ。しかも、お湯は湯河原・熱海温泉から毎日運ばれる本物の温泉で、露天風呂まである。平日の出社前に温泉につかる、こんなスーパーサラリーマン的な贅沢があるだろうか。朝から充分にリラックスできるが、リラックスしすぎて遅刻しないように。万葉の湯からは、みなとみらい駅が最寄りとなる。

9:00 みなとみらい駅

関内は風情ある建物がいっぱい

関内は風情ある建物がいっぱい

インターコンチネンタルホテル

インターコンチネンタルホテル

9時に桜木町では間に合わない人も多いと思うが、ぼくの場合は9時半までに川崎のオフィスに出社することとしたので、このプランでもいける。出社がもっと早い、または会社が遠いという方は、プランをアレンジしてみよう。たとえば、朝食を朝粥ではなく、ちょっと豪華にインターコンチネンタルホテルでいただくという手がある。約3,000円するが、モーニングビュッフェは大変うまいと評判だ。すると、中華街からの移動時間をカットでき、優雅な朝のひとときを送ることができる。また、日の出の時刻がおそくなれば、大さん橋からではなく、万葉の湯から日の出を眺めることもできるはず。いろんなパターンを考えて、あなただけのエクストリーム出社プランを立ててほしい。

まとめ

横浜で初めて建てられたホテル

横浜で初めて建てられたホテル

昼だから交通量がすごい

昼だから交通量がすごい

いかがだっただろうか、登山からの出社に比べたら、とても楽に見えたのではないだろうか。

うかうかしていると、昨日と同じような毎日を繰り返してしまい、あっという間に1年たっている。ついこの前まで海水浴をしていたのに、もう忘年会のことを考えていたりする。刺激が少ないと、時間はあっという間に過ぎ、それに慣れると、生きることがマンネリ化して、魂が固まってしまう。

しかしながら、衣食住のために会社員は出社しなくてはならない。だから、出社の非日常化。エクストリーム出社だ。遊びと仕事、休日と平日が共存するような特別な1日を、週の真ん中に仕掛けて、日常に揺さぶりをかけよう。水曜日の朝に早起きして、始発列車に乗って、エクストリーム出社をしてもらいたい。きっと、わくわくしている自分を見つけられるはずだ。

※記事内の情報(営業時間や金額等)は公開当時のものです。実態と異なる場合がありますので、ご注意ください。